徳岡グループの歴史は、1874年に大阪・南船場で酒屋の「日和市」を創業したところから始まります。創業時は日本酒をメインに販売していましたが、1981年に「株式会社徳岡商店」に屋号を変更して以来、ロードサイド型ショップやワイン専門店の運営、ワイン・洋酒輸入、ワイン・ウイスキー・ミネラルウォーターの製造など、幅広い事業を展開してきました。

現在、当社は「徳岡ホールディングス」の子会社として、ワイン卸売業、ワイン専門店『Bon repas ボンルパ』の小売業、ワインレストラン『徳蔵』の飲食業を運営しているほか、オンラインショップでもワインの販売を行っています。

私たちがワインの輸入を開始したのは、1983年。当時国内で販売されていたワインは高価なものが多く、主に富裕層向けのお酒という位置づけでした。しかし、ヨーロッパでは日本よりも圧倒的に安価で販売されていることを知った4代目社長が、「ヨーロッパから直接仕入れたら、日本でも安く販売できるのではないか」と考え、国内で先駆けてワインの輸入を開始。ワイン老舗インポーターとしての地位を築き、ワイン文化の浸透に貢献しました。

これらのワインは、当社が運営する各店舗で販売しています。さらにドイツには自社ワイナリーを有し、国内ではボトリング業も行うなど、スペシャリスト集団としてワインづくりの源から携わっています。日本人の味覚に合わせた味と品質の高さが特徴で、高品質かつリーズナブルな価格であることからお客様からも好評をいただいております。

店名の「ボンルパ」とは、「おいしい食卓」の意味をもつフランス語。お客様の食卓を彩るワインと食品を提供するお店として、心斎橋店と静岡伊勢丹店の2店舗を展開しています。

店舗では、ヨーロッパをはじめとする世界各国からワインを取り寄せており、メジャーなものからレアなものまで3000アイテム以上扱っています。また、チーズや生ハムなどのグルメ食品も販売。お客様には、日常の食卓から大切な人へのプレゼント、記念日のお祝いなど、様々なご要望に合わせてソムリエがワイン選びをお手伝いしています。

『徳蔵』は、ワイン専門店に隣接するカジュアルなレストランです。1983年創業の老舗ワインレストラン「わいん家」が前身となっており、2022年10月11日に『徳蔵』として新しく生まれ変わりました。

「ワインをもっとたくさんの人に楽しんでいただきたい」という想いから、価格はとってもリーズナブル。お客様は20～40代を中心に幅広く、おひとり様や女子会、カップルのデートなど、様々なシチュエーションでご利用いただいています。

ワインインポーター直営だからできる値段と品揃えで、常時100種類以上の銘柄をご用意しており、低価格でワインを飲み比べることができます。また、ワインの美味しさを引き立てる、相性抜群のお料理もハイコスパでお楽しみいただけます。

実は、日本でのワインの歴史は浅く、大衆で広く飲まれるようになったのはつい最近のこと。近年になってようやくワインの市場が急拡大しましたが、まだまだ「敷居が高い」というイメージをお持ちの方も少なくありません。そこで、私たちは「ワインの大衆化」をテーマに掲げ、リーズナブルな価格でより多くの方に商品を提供し、食文化として日本の食卓に定着させることを目標としています。

その第一歩として、今後は『徳蔵』の店舗を拡大していき、ワインの魅力を全国に伝えていきたいと考えています。そのためには、当社の事業を支えてくださるスタッフの存在が必要不可欠。少しでも興味のある方は、ぜひご応募ください。